張本勲さんが韓国プロ野球に遺した功績…長嶋茂雄さんを招き、日本球界との「橋渡し役」を担った
東映、巨人、ロッテで3000安打をマークしたレジェンド、張本勲さんが9日、86歳で亡くなった。張本さんといえば、在日コリアン2世として生まれ、韓国プロ野球の創設に携わったことでも知られている。そんな張本さんと韓国プロ野球のつながりを、韓国野球に詳しいジャーナリストの室井昌也氏に聞いた。
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張本勲さんが韓国プロ野球に果たした役割は、大きく2つあります。
1つは、リーグ発足への助言と、日本球界からの選手の橋渡しです。
張本さんが引退したのは1981年。翌82年に韓国プロ野球が始まります。6球団制や国民の地域的な感情を生かした本拠地の置き方などに、張本さんの言葉がどこまで反映されたかはわかりませんが、日本での長い経験から助言できる存在は大きかったと思います。
長嶋茂雄さんが81年に韓国へ技術指導に行ったのも、張本さんが導いたものでした。
翌82年3月27日の開幕戦には、お2人と当時のNPBコミッショナーも参加しています。当時の写真を見ると、ベージュの上下スーツを着た長嶋さんがグラウンドに立っている。今ほど日韓の交流がない時代に、日本のスーパースターを呼ぶ。それ自体がリーグに箔をつけるわけです。


















