人間が工夫して考えた「究極のムダ」が今こそ必要…まさにそれは山田五郎も同じだ
だが、何よりこの番組が、ハウフルス制作だという理由も大きかった。ハウフルスからのオファーは、スケジュールNG以外、断ることはないと言う。なぜなら、今、テレビに出ている「山田五郎」を“作った”のが、ハウフルス創業者の菅原正豊だと山田自身も語っているからだ。
山田五郎が初めてテレビに出演したのは「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)の「今週の五ツ星り」というコーナー。お尻を芸術作品として品評するという企画ゆえ、知的な人がやらなければ下品になってしまう。そこで白羽の矢が立ったのが、講談社の社員で「ホットドッグ・プレス」の編集部員だった彼だった。
ちょうど当時、「山田五郎」というキャラを作ろうという動きがあった。仲間のコラムニスト・えのきどいちろうが単行本を出すことになったが、出版社の上役にタイトルを勝手に決められ、困っていた。そこで「ホットドッグ・プレス」に同じタイトルのコーナーがあることにすればいいのではないか。その著者として著作権侵害だと訴えかねない面倒くさそうな「大阪で中華料理店をやっている山田五郎というおじいさん」というキャラを作ったのだ。


















