(6)スロットの大当たりはよかったものの、その後が…
「不幸中の幸い」という言葉がある。ご存じのように「運転中、交通事故に遭遇したが、自分も同乗者もケガをしなかった」とか「空き巣に入られたが、お金も高価なものも無事だった」などといったケースで使われる。それはともかく、人生においては「幸い中の不幸」という事態もしばしば起こるように思われる。
ひとつ目は平日の夜8時ごろの出来事。インフォメーションセンターの電話が鳴った。ショッピングセンターにテナントとして入っているゲームセンターの店長からだ。「警備さんいますか? お客さまが動けなくなったので早く来てください」とのこと。
急いで現場に向かうと70歳代の男性がスロットマシンの前の椅子に座ったまま動かない。「どうしたんですか?」と聞くと、男性は苦しい声で「動けない」と言う。近くに店長がいたので「どういう状況でしたか?」と聞くと、スロットマシンで大当たりを出し、オケにコインを入れて男性が持ち上げようとしたところ、あまりの重さにギックリ腰になったとのこと。男性はその場から動けなくなり、店長を呼び、店長から警備に連絡が来たというわけだ。

















