金銭問題を書き立てられた研ナオコの離婚

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<1985年5月>

 バラエティーやCMで活躍し、紅白に11回出場した歌手の研ナオコ。私生活では81年、27歳の時にコンサート企画会社社長と結婚したが、4年後の85年5月に破局。別れた夫が金銭問題などを書き立てられ、マスコミに「ぼくは断じてヒモではなかった」と反論する騒ぎとなった。

 結婚相手はバックバンドの元マネジャー。研がトラブルで半年間芸能活動を休止した際、精神的に支えたことがきっかけで急接近。79年初めには同棲生活を始めた。同年3月、男性はショーやコンサートの企画・制作を行う会社を立ち上げ、その後、2年間の事実婚を経て、81年3月16日に仏前結婚式を挙げ、入籍した。挙式後は「とにかく一生懸命、頑張ってついていこうと思います」とコメント。男性も「スタートラインについたところ。将来はナオコを必ず幸せにしたいと思いました」と語った。

 ところが、程なく離婚のウワサがマスコミを賑わすようになる。82年には男性に愛人疑惑が持ち上がり、男性が「ヨーロッパで彼女と会ったのは事実だが、これはナオコも知っていること」と釈明する騒ぎに。

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