浅草ロック座破産で風前の灯? 新宿「ストリップ鑑賞」ルポ

公開日: 更新日:

 この価格はどうかと飲みながら思案していると、「キャーッ」と、客席の後方から女の絶叫がとどろく。驚き振り向くと4人目の舞姫「栗鳥巣」で、歌手ASKAのファンという設定らしく、覚醒剤逮捕のニュースと絡めた奇抜な演出で脱ぎ始めた。

 無修正がネットでタダという時代だが、やはり生のステージは違う。お約束の“ご開帳”もあり、仕事疲れか壁際で舟をこいでいた中年男も目を覚ました。

 シルバー客は、AV女優の峰岸ふじこが間近で見られてニンマリ。ほろ酔いで長時間ウトウトしていてもいい、「男の隠れ家」といった趣である。この近くの「DX歌舞伎町」は一般8000円だが、もっと刺激的なステージをやっているらしい。

「斎藤観光の破産は女性経営者の多角経営などが原因で、ストリップの火が消えたわけじゃない。観光ツアーに組み込まれたりしてるし、需要はあるんですよ」(風俗編集者)

 浅草ロック座は公式ツイッターで、この騒ぎで「集客倍増!?」と、強気だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン