トイレ籠城に号泣も…清原容疑者がコワモテで隠した小心

公開日: 更新日:

「本当は繊細で優しい人間なんです。大きな試合前になると決まって神経性の下痢に悩まされた。大きな体とは対照的な線の細い男なんです」

 PL学園時代の恩師、中村順司元監督(69=現名商大野球部監督)の清原和博(48)評である。

 真っ黒に日焼けした顔に坊主頭。ヤクザもどきの言動でグラウンドの内外にトラブルをまき散らし、「球界の番長」の異名をとった。そんなコワモテを演じることで覆い隠した、生来の気弱さ、臆病さが、クスリに溺れる要因となった――。

 2日の逮捕以来、そうした解説がチラホラと出てきているのは確かだ。

 そんなある種の同情論に乗るつもりはないが、日刊ゲンダイ本紙も番長清原の本性を何度も目の当たりにしたのは事実である。

 巨人時代、キャンプ中の清原は練習休日前夜のたびに、チーム宿舎から車で20分ほどの距離にある、宮崎県内有数の高級リゾートホテルに部屋を取るのが常だった。そこには決まって女性の影がチラついたが、日本シリーズを直後に控えた2000年10月のシリーズ合宿のときもそうだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲