トイレ籠城に号泣も…清原容疑者がコワモテで隠した小心

公開日: 更新日:

 この年の5月に亜希夫人と結婚(14年9月に離婚)したばかりにもかかわらず、その日も球団に無断で外泊。くだんのホテルから戻ってきた清原をチームの宿舎前で本紙が直撃した際のことだ。

 時間は昼の12時。練習休日で宿舎の周囲に人影はなく、閑散としていた。本紙が「○○のホテルで女性と外泊されましたよね?」と声をかけると、ギョッとした表情をした清原。これがグラウンドだったら、「それがオマエになんか関係あるんか!」「知らんわこのボケ!」と周囲の報道陣と一緒に怒鳴り散らすところだったろうが、声をかけた瞬間、清原は声を荒らげるでもなく、恫喝するでもなく、無言のままクルリと記者に背を向けて、宿舎の非常階段を一目散に駆け上がっていったのだ。

 実は、高級リゾートホテルを出た清原は一度、バイパス沿いのコンビニでタクシーを止め、買い込んだ荷物を両手に持って、チーム宿舎の200メートル手前でタクシーを降りて、歩いて戻ってきている。当時の選手がこう言って笑ったものだ。

「それ、無断外泊したときに清原さんがよく使う手。球団の人間に見つかったときに、コンビニへ買い出しに行っていた、と言い訳するためです。とがめられても、オレの勝手やろ! とは言わないし、言えないタイプ。長嶋監督にはもちろん、目上のコーチや球団の人間には、いい子を演じるところがありますからね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理