“勝負カクテル”で撃沈? 岩代太郎さんの「ヤケ酒」秘話

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 例えばカクテル。単にオーダーするんじゃなくて、遊び心を加えるんです。16、17年ほど前かな。渋谷のオーチャードホールでコンサートをした際に、馴染みのバーテンダー4人が来てくれてました。

 それでアンコール曲「Love Tonic(ラブトニック)」を僕がピアノで弾く前に、彼らに「後で店に行くから、この曲のイメージでオリジナルカクテル作っといて」ってステージから頼んでおいて、深夜に順番にはしごするとかね。バーテンダーそれぞれの個性と発想を楽しめるってわけです。

■「振られた」と勘違い

 家内(元日本テレビアナウンサーで現在フリーの松本志のぶさん)との交際中には、こんなことがありました。

 あるコンサートに招待し、同じように客席のバーテンダーにオリジナルカクテルを依頼したんです。この時の曲が「Miss Encore(ミスアンコール)」。コンサート後しばらくしてから、家内を恵比寿のピアノバーに誘い、「僕がピアノを弾くから『Miss Encore』をテイスティングしてみない?」って演出をしたんですよ。そのカクテルを依頼したバーテンダーにわざわざ同伴してもらって。この時、僕は勝負をかけるつもりでしたからね。

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