脳性マヒ男性役に挑戦 リリー・フランキー主演映画を語る

公開日: 更新日:

「撮影中はずっと座っていられるので楽でした!いや本当にコレ欲しい。繊細な動きもできるし坂や段差も越える馬力があるので、ウチから銀座まで15分で着くと思います。熊篠の手の動きとかはいつも見ていたので演技に違和感はなかったのですが、彼の不便さも思い起こしました。話しているときは普通でも、いざ食事になると口に運ぶのが大変だったり、バリアフリーってうたいながらトイレがバリアフリーじゃなくて行けないところも多い。彼らはトイレの都合があるから外で暴飲暴食はしないで節制しているんですよ」

■“障害者の娯楽映画”として楽しんで

 熊篠氏は障害者の性を解放する運動を主宰している。

「セックスしたいと思っていることを健常者に知ってもらおうという趣旨です。実は、『本心を知られるとボランティアが離れてしまう』と危惧する反対派もいるんです。でも、そもそも障害者をチンポも勃たないし性欲もないと聖人化してしまうのは健常者の傲慢……なんて言っていたら、いいタイミングで乙武君も不倫してくれて! 世間が障害に関係なく、単に『不倫が良くない』という世の中になるべきだと僕は思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた