本橋信宏
著者のコラム一覧
本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

卑弥呼は「1本500万円」のバブル時代最高額でついにAV出演

公開日: 更新日:

 おたくのような男がタイプだという。

 異性から相手にされないような男がつまらないジョークを放っても、コロコロと明るい声で笑う。卑弥呼に惚れない男はいなかった。

 AVはあまりやる気がなかったので、撮影現場では乗り気というほどでもなかったが、性格の良さからスタッフ受けがよかった。

 撮影の合間、卑弥呼がこんなことを漏らした。

「初めて話すことだけど……」

 高校生のとき、あるミスコンテストの本選進出になった。すると――。

「中年の審査員から電話がかかってきたの。“きみのスタイルをもっとよくするには背筋のツボを押してきちんとしないとね”って言うから、話を真に受けてその人につれられてマンションに行ったの。そしたら整体師がいなくてその審査員が白衣を着て、“じゃこれ飲んで”ってクスリを2錠渡されて。なんか変な雰囲気だったから1錠だけ飲んで残りはトイレで流しちゃったのね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山口ポスティングでメジャー移籍へ 巨人初容認4つの裏事情

  2. 2

    安倍首相が墓穴 桜を見る会夕食会弁明で法律違反を正当化

  3. 3

    出所の高山若頭が人事で動き回り「山口組3派」は荒れ模様

  4. 4

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  5. 5

    沢尻エリカ出演辞退か 浜崎あゆみ「M」ドラマ化が暗礁に

  6. 6

    残留も視野って…筒香、菊池、秋山の低すぎる米挑戦への志

  7. 7

    G山口ポスティング決定も評価辛口 年俸1000万円の可能性も

  8. 8

    メジャー挑戦 球界No.1二塁手広島・菊池涼介の意外な評価

  9. 9

    根強く残る人種差別 W杯優勝の南アフリカ代表“美談”の裏側

  10. 10

    ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る