著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ノゾキの達人に女装愛好家…風俗取材で会った不思議な人々

公開日: 更新日:

 スワッピング愛好家もいた。1部上場の会社に勤める50代の紳士と夫人は会費制の友の会に入会し、定期的に参加していた。

「別に夫婦仲が悪いわけではなく、夫婦仲を維持するために刺激を求めた結果、行き着いたのがお互いに別なパートナーを得て、その内容を話すことで刺激し合う」という理由だった。その進化した形が近年、密かに流行しているという「ハプニングバー」だろう。

 また「女装愛好家クラブ」というのもあった。

 神田のビルの中にあった会員制のクラブ。夜6時を過ぎたころから仕事帰りのサラリーマンらが居酒屋に入るような感じで入ってくる。そのまま更衣室に入り待つこと1時間ほど。次々と女装した人がラウンジ風に作られた室内で飲み物を片手にくつろぎ談笑する。全員、カツラから化粧はもちろん、服装もそれぞれだ。ワンピースからドレス、セーラー服もいる。店にいるスタッフが衣装選びからメークまで手伝ってくれる。さっきまでスーツを着ていた人も、女装すればまるで別人。しばし別世界に浸れるという。


「彼らは女装に憧れて、自分もしてみたいと思う愛好家。なかには女になって男に抱かれたいという人もいるでしょうが、普段はノーマルな人も多い」(店長談)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗