高橋祐也容疑者は執行猶予中の薬物逮捕…「芸能人2世」成功or墜落の境界線はどこに?

公開日: 更新日:

親が金ヅルにされると子は堕落する

 その一方、2世でも芸能界で立派に活躍する人は当然ながら数多く存在する。最近、話題となった2世といえば、俳優の水谷豊(70)と元キャンディーズ伊藤蘭(67)のひとり娘で、2023年度後期の朝ドラ「ブギウギ」のヒロイン役を2471人のオーディションで射止めた女優の趣里(32)や、俳優の哀川翔(61)の娘で、チョイ役ながら、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での好演で存在感を示し話題となった女優の福地桃子(24)らだろうか。

 “親の七光”に甘んずることなく地道に努力を続け成功する2世と、道を踏み外す2世。この違いはどこにあるのか。ベテラン芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。

「まあ、育て方としか言いようがありませんが……。成功した芸能人の子供なら、家にはお金はたっぷりあるんです。でも判断力がないうちに大金を手にして、悪い連中とツルむようになると、不良や悪徳なホストなどの金ヅルにされて、堕落していきます。また三田佳子などは典型ですが、人気女優は仕事で多忙のため、家事や育児はお手伝いさん任せになりがち。子供は可愛いけど、面倒を見てやれないので、その負い目もあり、お金で解決しようとして、つい子供に大金の小遣いを渡してしまう人も多いようです」

 その差は案外、紙一重かも知れない。スポーツ選手の場合は2世という肩書だけで活躍することはできないが、やはり芸能界は甘いということだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」