「マリリン・モンロー 私の愛しかた」酒とセックスとマフィアに翻弄されたセックスシンボルの謎の死

公開日: 更新日:

ヒューマンラストシネマ有楽町ほか全国公開中

「彼女のキャリアをスタートさせたのはマフィアであり、彼女を終わらせたのもマフィアだった」

 名優トニー・カーチスはマリリン・モンロー(本名:ノーマ・ジーン・モーテンソン)をこう評したという。本作のイアン・エアーズ監督がインタビューで明かしている。

 マリリン・モンローは1926年に生まれ、62年に死亡した。わずか36年間の人生だった。映画「マリリン・モンロー 私の愛しかた」は彼女の幼少期から死に至るまでをさまざまな証言と映像を用いて構成したドキュメンタリーだ。

 実は筆者はマリリン・モンローの女優としてのキャリアにはあまり興味はない。失礼ながら、女優というより男たちの目を引きつけた20世紀最大のセックスシンボルという印象が強いからだ。知性的な印象よりも、「七年目の浮気」のラストシーンのようにめくれたスカートに嬌声を上げる能天気なイメージが強い。

 だが、それはマリリン・モンローの一断面に過ぎない。真の彼女は母親に見放され、父親の顔も知らず、幼児期に性的虐待を受けた。そんな中、映画界のスターになることだけを夢見ていていた。夢を実現するために幾人もの男たちに身を任せた。その中にはバグジーと呼ばれた有名なマフィアやチャーリー・チャップリンの息子もいた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る