著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

加納典明(18)俺が撮った山口百恵の写真こそが本当のエロス。篠山紀信も「やられた」と

公開日: 更新日:

 小説、ノンフィクションの両ジャンルで活躍する作家増田俊也氏による新連載がスタートしました。各界レジェンドの一代記をディープなロングインタビューによって届ける口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇

増田「やっぱり山口百恵は別格だったんですね」

加納「完全な別格です。で、戻ってすぐそういう機会があった。僕はまた雑誌やなんかの仕事をすぐにやりはじめて。そういう中で百恵を撮ることになった」

増田「実際に撮影してみて百恵さんはどうでしたか。沖縄で撮影された有名なあの写真かな」

加納「そうです。あの沖縄の写真です。本当に素晴らしい魅力がありました。ずぬけた魅力です。アイドルも僕はたくさん撮ってますけど、彼女はわからない部分を持ってるんですよ。理解不能なの。他の子たちはもう全部理解できます。写真上で理解してます。ところが彼女はなんか、見えないものがあるというか。それが僕を惹き付けるんです。とにかく別格の魅力でしたね」

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