遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

公開日: 更新日:

 10代から苦しんでいた摂食障害により、自らの胃酸で歯が何本も溶けて高額の治療費がかかったことなどを著書に書いていたが、さらに睡眠障害などにも苦しみ、6月にはうつ病と診断されたことをSNSで明かしていた。

「6月27日が最後となっているブログは『訪問看護の契約の日でした』とのタイトルで、誰かに頼ることが苦手だけれども、愛猫『愁くん』を守るためにも『あたしゃ、まだまだ生きるぞ』と決意を見せていました。とはいえ、最近はさらにやせ細り、ろれつも回らず、ファンからも心配するコメントが多数あがっていました」(スポーツ紙記者)

■親交のある作家に自らの危うさを打ち明けていた

 本人も危うさを感じていたのだろう。親交のある作家の吉川ばんび氏に「もし私の身に何かあれば愁くんを引き取って欲しい」と頼んでいたそうだ。吉川氏は約束を果たすため、遠野さんの愛猫を保護しようと池袋警察署に問い合わせたものの「個人情報なので何も話せません」の一点張りで、取り付く島もなかったという状況をXでアップしている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情