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小薮浩二郎添加物研究者

1945年、岡山県生まれ。九州大大学院農芸化学専攻(栄養化学講座)修了。製薬会社の研究部門ほか、添加物開発の最前線で添加物研究に従事する。研究歴40年以上で、第一人者。現在は、食品会社の顧問、食品販売会社特別顧問(品質管理)に携わる。著書に「悲しき国産食品」「食品業界は今日も、やりたい放題」「食品選び・おとなの知恵 ちょっと高くても、コッチ!」など。

<第8回>佃煮のりはカラメル色素だらけの表示が不気味でならない

公開日: 更新日:

 江戸時代、佃島(東京都中央区)に住んでいた漁師が悪天候時の食料として小魚などを塩や醤油で煮詰めた保存食として知られています。

 市販のある商品の表示には、「調味料(アミノ酸等)」「カラメル色素」「安定剤(タマリンド)」が記載されていました。タマリンドは、東南アジアのマメ科… 

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