“白髪フェチ”女性増 「あえてロマンスグレー」なぜモテる
「男は黙って白髪」の時代が到来か。ドラマ「下町ロケット」で若い女性が注目したのは、帝国重工の財前部長を演じた吉川晃司の姿。黒の交じった白髪に熱~い視線が送られていたという。40~50代サラリーマンの多くは、白髪を隠せなくなっているはず。果たして髪は染めた方がいいのか、それとも染めない方がいいのか――。
■“白髪フェチ”の若い女性が増えている
「婚活難民」などの著書がある恋愛作家のにらさわあきこ氏は、こう言う。
「20代からアラフォーまでの年上好き婚活女性を取材すると、吉川晃司さんや緒形拳さん(写真右)を好みのタイプに挙げますね。年を重ねた自然の髪色に、大人の落ち着きとオシャレを感じるそうです。昨年公開された30代半ばのOLと50代の壮年男性との恋愛を描いた映画『娚の一生』で、ロマンスグレーを披露した豊川悦司に色気を感じた女性も多かった。この1、2年白髪人気が高まっています」
逆に、若い子ウケを狙って茶髪にする中年男は評判が悪いそうだ。
「ビジネスマンの間でも、最近は白髪を隠さないナチュラルヘアが主流です」