「大阪万博の夏」がタフ過ぎる! 長蛇の列、強烈な日差し…“灼熱の我慢比べ”はもう始まっていた

公開日: 更新日:

 夏本番を前に、もう大阪・関西万博はヤバい暑さだった。総来場者数(関係者含む)は900万人超え。チケットの販売枚数も1500万枚に近づき、赤字回避ラインの約1800万枚達成も視野に入る中、その盛況ぶりはいかばかりか。日刊ゲンダイ記者は土日の21、22両日に夢洲会場を訪れた。

 2日間とも、大阪市は真夏日を記録。21日の最高気温は31.8度、22日は34.2度だった。湿気は少なくカラッとしていたものの、強烈な日差しがギラギラと照りつけた。

 長時間の行列は避けたいと思っていたが、待っていたのは「並ばない万博」はメチャクチャ並ぶという現実だ。一部パビリオンは事前予約できるが、抽選制なので人気パビリオンは落選必至。思うように予約できないケースが多い。大屋根リング内側の海外パビリオンこそ事前予約は不要だが、どこも長蛇の列だ。記者も並んでみると、入場までエジプト館は約40分、比較的小規模なペルー館でさえ約20分待たされた。

 人気の海外パビリオンともなれば、60~90分待ちはザラ。アメリカ館には午前10時半から並び始め、70分待ちでようやく入館できた。結局、並ばずに入れたのは、各国が合同でブースを出展するコモンズ館以外、ほぼ見当たらなかった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない