座裏も人気やで<大阪>

公開日:  更新日:

 我が故郷、大阪は、もともと「大坂」という表記だった。今の「大阪」が併用され始めたのは江戸時代だそうな。就職で離れて20年近く、それほど頻繁には帰阪していなかったが、ここ数年、折を見て足を運んでいる。

 きっかけは数年前、出張時に飛行機で読んだ機内誌の記事だった。難波の千日前周辺にイカす飲み屋街が形成され、「裏なんば」と呼ばれ人気だという。「そりゃ行かなあかんで」と、その年の帰省時に出かけると、昼すぎから珠玉の酒と料理を出す店がオープンし、老若男女で賑わっている。こりゃええわ、と通っていたら、昨年末、隣の酔客から「座裏も人気やで」と聞いた。

 旧歌舞伎座の裏が、座裏。大阪人以外の血が一滴も混じっていない、生粋の大阪人の私だが、昨今、大阪弁を話すたびに「東京の人やろ?」と言われるほど“大阪人”から遠ざかっている。だから、旧歌舞伎座といってもすぐに場所を思い出せず、道に迷い、座裏にたどり着いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  7. 7

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  8. 8

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

  9. 9

    広島1位・小園海斗の成長に一役…父語る400万円の秘密兵器

  10. 10

    歴史は繰り返す 「分断か共生か」の対立が招く3度目の大戦

もっと見る