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徒歩30秒に“幸せ谷”<大森・地獄谷>

 地獄谷へ向かおうとするのを、何かが阻んでいるのか? 京浜東北線は人身事故で動かず、大混雑をかき分け乗った京浜急行は大森海岸駅には止まらず、仕方なく下車した1つ手前の立会川駅周辺には数軒の飲み屋が並んでいて、「ここでいいか」という気にさせられた。

 いや、初志貫徹。街灯があまりない道を歩いた。

 驚いた。光の洪水、大森駅前の賑わった道に出たと思ったら、そのメーンのバス通りから脇に下りる急な階段の先に「地獄谷」があった。

 地獄谷とは、大森駅から徒歩30秒のところにある、終戦直後から続く飲み屋街「大森山王小路飲食店街」のこと。“谷底”に昭和の雰囲気を残す飲み屋が軒を連ねていて、バス通りと“谷底”とは、建物の3階分くらいの差はあるのではないか、という話を聞いた。

「新宿のゴールデン街みたいですね」と、ちょうど通りに出てきたスナックのママさんに話しかけると、「もっともっと安全よ!」との声。しかし、なぜ「地獄谷」と呼ぶのか?

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