いじめ過去最多 認知数最多の宮崎県が意外に前向きなワケ

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 文科省が毎年行っている全国の小中高校を対象にした「いじめ問題」調査。25日に発表された2017年度のいじめ認知件数は前年度よりも9万件増加し、過去最多の約41万件だった。

 各県の1000人当たりのいじめ認知件数で最多だったのは、宮崎県の108.2件。過去4年間連続最多だった京都を抜いてトップとなった。宮崎県は最も少ない佐賀県(8.4件)の実に12.9倍だ。

 なぜ県によってこれだけ大きな差が出るのか。文科省の担当者はこう説明する。

「文科省ではいじめの見落としを防ぐため、各県の教育委員会にいじめの定義を示して、積極的にいじめの認知を呼びかけてきました。それでも、判断が難しい事例も多く、最終的に認知されるかどうかは、県によって差が出ているのが現実です」

 17年3月に文科省は、いじめに関して学校などの具体的な対応策を示した「いじめ防止基本方針」を改定。けんかやふざけ合いといった、ささいなことでも、いじめの可能性を確認することを追加した。これを厳密にした県では、いじめの認知件数が増加したとみられる。

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