ソーケン有吉徳洋社長が「伝習録」から学んだ“良知”の精神

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「ちょうどいま、25年ぶりに就業規則を見直しています。会社を守るための就業規則は多いのですが、社員のためというのはあまりない。これまでのものを一度白紙にし、賃金規則から1個ずつ、社員たちと一緒に作ろうとしています」

 ソーケンは、オフィス内装やインテリアを手掛ける会社。有吉徳洋氏はソーケングループを束ねる2代目社長になる。

 昭和40年代、父親がロールカーペットの販売会社を創業。団地や航空機の内装で急成長させた。徳洋さんは旅行業界を経て、30代前半で父の会社に就職。40歳で社長を交代する予定だった。

「ところが、2004年に創業者である父が白血病で急逝しました。当時私は35歳。経営のことは何もわかりません。とにかく本から学ぼうと、雑誌やビジネス書を読み、気になる著者にはすべて会いに行きました」

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