「ケロッグ」M-1優勝ミルクボーイが“いじった”おかげで売れた商品は?

公開日: 更新日:

 5月29日は「シリアルの日」。シリアルの代表格である「コーン(5)フ(2)レーク(9)」の語呂合わせで制定された。そのコーンフレークといえば、2019年M-1優勝のミルクボーイの漫才ネタが思い浮かぶが、その後の展開がおもしろい。

 日本ケロッグの広報担当者がこう言う。

「ミルクボーイさんのコーンフレークネタで、『腕を組んだトラ』と弊社製品を連想させるワードが登場した。それを見ていた弊社のSNS担当が、『面白い!』と公式アカウントで優勝決定直後にトニー・ザ・タイガーのイラストとともに投稿しました。すると、リツイートが4.3万件、いいねが14.4万件つくなど大きな反響に。翌朝すぐに社内で検討し、即座にミルクボーイさんへコーンフロスティ1年分のプレゼントが決まりました」

 優勝熱が冷めやらぬタイミングで追加のツイートをしたところ、10日間でフォロワーが1万人増加したという。

「翌月にはミルクボーイさんにケロッグ公式サポーターに就任いただき、現在も継続して応援いただいております。『久しぶりに食べたくなった』『最後の残った牛乳が本当においしい』など多くのコメントがあり、店頭からは一時売り切れになるなど、売り上げの部分でも大きく貢献していただきました」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ