岸田首相ボンクラ長男秘書官 6.1更迭に“退職金・ボーナス狙い”の憶測…慌てて火消しの姑息
またしても判断が後手に回った。
岸田首相が29日夕方、突然、長男の翔太郎首相秘書官(32)を6月1日付で交代させると発表した。事実上の更迭だ。
昨年末に首相公邸に親族を招き、忘年会を開いて大ハシャギしていたことを週刊文春に報じられ、猛批判を浴びていた。由緒ある公邸の階段で「組閣ごっこ」をしている写真もスッパ抜かれ、日経新聞は週末の世論調査で内閣支持率が下落したのは「長男の不祥事が原因」と分析していたほどだ。
岸田首相は「公邸での不適切な行動にけじめをつけるため交代」と説明し、このタイミングになったのは「広島サミット後の地元との調整に一段落ついた」と言ったが、額面通り受け止める人はいない。先週金曜(26日)の参院予算委員会では、「厳重注意した」として野党の更迭要求を突っぱねていたのに、なぜこのタイミングなのか。
「思った以上に世論調査に響いた。支持率自体は上がった朝日新聞でも、翔太郎秘書官のことは『問題だ』が8割近かった。入管法案や防衛財源法案など、まだ重要法案が残っている。このままでは会期末まで乗り切れない。記事が出た先週の段階で辞めさせるべきでした」(自民党関係者)