廃棄物ゼロ!ブルガリアの企業が開発した「食べられるコーヒーカップ」が話題に

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 持続可能な世界の実現を目指すブルガリア企業が開発した「食べられるコーヒーカップ」が注目を集めている。

 カップフィー社が開発した「カップフィー」だ。名前は「Cup」と「Coffee」の合成語。

 カップフィーを販売している英ブリストルのサステナブルショップ「ゼロ・グリーン」によると、カップの原料は大麦と小麦で、ソフトクリームのコーンやウエハースに近いという。コーヒーなどの飲み物を入れやらふやけてしまうのでは、と心配になるが40分ほどは持つという。ドリンクを飲みながら、もしくは終わった後にカップを食べる。カップのカロリーは56キロカロリーだ。

 店内でドリンク販売もしているゼロ・グリーンのバリスタも「分厚いアイスのウエハースみたいなものかな。だからナッツのような、小麦のようなテイストです」と説明した。

 ホルダーに使われている紙は「生物分解紙」で、カップ全体が「廃棄物ゼロ」になっている。

 世界全体の1日のプラカップ使用量は4億個。そのうちリサイクルされるのは1%未満だ。「食べられるコーヒーカップ」の普及に期待が高まっている。

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