アフリカ南部ジンバブエで白人がミス・ユニバース代表に 激しい抗議の行方は…

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 アフリカ南部ジンバブエで今月16日、ミス・ユニバース世界大会の同国代表を決めるコンテストが行われ、同国出身のモデル、ブルック・ブルク=ジャクソンさん(21)が優勝したが、この結果に激しい抗議が起きている。

 理由はブルックさんが白人だからだ。ジンバブエでは、全人口に占める白人の割合は1%未満であるにもかかわらず、支配層の80%以上が白人だ。実際、コンテストのファイナリスト25人のうち、白人はブルックさんだけだった。

 こうした背景もあって、SNSには「白人にミス・ジンバブエの栄冠を授けるということは、ジンバブエには彼女より美しい黒人女性がいないということ。これは白人崇拝だ」「植民地支配者がジンバブエを代表するなんて」などといった審査結果に対する批判があふれるように寄せられている。

 ブルックさんは、自身のインスタグラムで「肌の色や、付き合う相手で人を判断すべきではありません」と反論。

 そして「私はこの美しい国のためにこの栄冠を獲得しました。国民を愛し、国民に奉仕し、国際的に我が国を代表してジンバブエとジンバブエ国民の独自性を世界に示します」と記し、11月18日に中米エルサルバドルで開催されるミス・ユニバース世界大会に参加する意思を明確にしている。

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