海外にワンちゃんを連れて行きたいなら…2年有効の「狂犬病抗体検査」が必要な理由

公開日: 更新日:

 ワンちゃんにとって、4月は狂犬病予防接種のシーズンになります。狂犬病予防法で犬は生涯に1回の登録と毎年1回の狂犬病予防ワクチン接種が義務づけられているためです。ベテランの飼い主さんならよくご存じでしょうが、GWの海外旅行の前の狂犬病抗体検査はいかがでしょう。今回はこれがテーマです。

 旅行や出張で海外にワンちゃんを連れていくとき、帰国が出国から2年以内なら狂犬病抗体検査を受けることが推奨されています。日本は狂犬病の発症が抑えられているため、元々日本にいた犬だとしても帰国時の検疫が非常に厳しく、帰国時の検疫は義務。一定の条件を満たしている場合、検疫所での係留期間は半日で済みますが、そうでないと、狂犬病の潜伏期間である2週間に及ぶのです。

 その条件は何かというと、①マイクロチップの装着②2回以上の狂犬病予防接種証明書③狂犬病の抗体検査結果です。その抗体検査結果の有効期限は採血日から2年間。出国から2年以内の場合に限って、狂犬病抗体検査が推奨されるゆえんです。

 実は、かかりつけの飼い主さんの女性はこれから国際結婚され、ご主人の国でしばらく暮らすとのこと。2年以内には帰国されるそうで、この話を質問されたのです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」