牛乳は生鮮食品?実は常温長期保存可能だった~外出先でいつでも楽しめるロングライフ紙パックとは~

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冷蔵不要、常温で長期保存できる牛乳がある!?

 「牛乳は、ある条件さえきちんと満たしていれば常温での長期保存が可能であり、手軽に持ち運ぶこともできる」

 こうやって書くと多くの人はビックリするかもしれない。しかし、これは海外では日常的に定着している「常識」。ごくごく当たり前のことなのだ。

「牛乳&あんぱん」は理に適った組み合わせだった

 先日、都内でイベント『ずっと張り込み続けられる牛乳 冷蔵不要のロングライフ牛乳のひみつ~定番「牛乳&あんぱん」について、その道のプロに聞いてみた~』が開催された。

 このイベントは日本では認知度が10%程度に留まっており、その利便性や価値が十分に浸透していない「ロングライフ牛乳」の魅力を1人でも多くの人に知ってもらおうと日本テトラパックが企画した。

 当日は俳優の柳沢慎吾がゲストとして登場。

 刑事ドラマの張り込みシーンに牛乳とあんぱんが欠かせないことから定番ネタの「ひとり警察24時」を披露して会場を大いに盛り上げたが、元徳島県警捜査一課警部・秋山博康さん、牛乳の栄養に詳しいミルク料理研究家で管理栄養士の小山浩子先生の、張り込みと牛乳のプロ2人から

「現役の頃、張り込みでは牛乳とあんぱんは食べていませんでしたね。牛乳は温度管理が必要だと思っていましたから」(秋山さん)

「牛乳とあんぱんの組み合わせは眠くなりにくく、集中力が持続します。さらに、腹持ちもよくなってパフォーマンスの低下も防いでくれますので、栄養的にはとても理に適った、いい組み合わせだといえますね」(小山さん)

 とのコメントが紹介されると、柳沢は、「やっぱり牛乳とあんぱんはいいんだね。でも、牛乳が冷蔵不要でどこでも飲めるなんて知らなかったなあ。これなら外出先でも気軽に栄養補給ができるね」と感心しながら最後は、「『ロングライフ牛乳』で、いい夢見ろよ!」と元気に締めくくっていた。

 今、コンビニやスーパーで牛乳は冷蔵コーナーに置かれているのが普通だ。多くの人が「牛乳は常温では保存できない」という誤った思い込みに振り回されているのはその影響が大きいのかもしれない。

 しかし、前述したように、牛乳はある条件さえ満たせば冷蔵しなくても保存できるのだ。

 その条件とは「140度台の超高温瞬間殺菌を施した上で、光や酸素を遮断するポリエチレン、アルミ箔、紙の6層構造の紙パックを使用する」こと。こうすることで中身の劣化を防ぎ、保存料なしでも常温で最大4ヵ月保存することができる「ロングライフ牛乳」と呼ぶことができるのだという。

 今回のイベントでも、特殊なこの紙パックを製造している日本テトラパックの執行役員マーケティングディレクター・鍜治葉子さんが登壇。非常時の備えとしてストックできたり、外出時に持ち運んで飲用できたりなど「ロングライフ牛乳」の活用法を紹介した。

「海外では広く普及していますが、残念ながら日本では『ロングライフ牛乳』はまだまだ知られていません。現在、国内では多くのメーカーからたくさんの商品が販売されていますので毎日の生活のさまざまなシーンで上手に活用していただけると嬉しいですね」(鍜治さん)

牛乳は「栄養素の総合デパート」

 携帯に便利で、非常時の備蓄品としても役立つ「ロングライフ牛乳」だが、そのメリットはそれだけではない。

 栄養面からも見逃すことのできない優れた点があるのだ。前出の小山先生は、

「牛乳は、たんぱく質やカルシウム、ビタミンなどが豊富に含まれる『栄養素の総合デパート』だと私は思っているんですよ。調理することなく単体で手軽に取り入れることのできる、私たちが健やかに生きていく上で欠かせない栄養補給に最適な飲み物だといえるでしょうね」と高く評価、加えて、

「牛乳とあんぱんは理に適った組み合わせですが、あんぱんのあんはこしあんではなく、食物繊維が多く含まれる粒あんにされることをお勧めします。これならエネルギーの補給がより効率よく安定供給できるので、刑事さんの張り込みだけではなく、朝食や中高生のおやつ、仕事に疲れたサラリーマンの間食にもいいと思いますよ」

「ただ、牛乳にはビタミンCと食物繊維が不足しがちなので、フルーツ、中でもキウイやバナナを一緒に摂るようにするのがいいでしょうね。でも、バナナはカロリーが高いので食べ過ぎないように注意してください」とアドバイスしてくださった。

 コンビニやスーパーで手軽に買うことのできる「ロングライフ牛乳」だが、購入の際には1点だけ注意しなくてはいけないことがある。

 それはパッケージの側面や前面に「常温保存可能品」「常温で保存できます」などの表示があることをしっかり確認すること。これだけは忘れずに覚えておきたい。

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