お膝元の横須賀は「総理誕生」ムードに沸く? 地元住民が小泉進次郎氏に言いたいホンネを聞いた

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 投開票日が4日に迫った自民党総裁選。大本命とされているのが、小泉進次郎農相(44)だ。地元・神奈川11区(横須賀市、三浦市)の住民は、父・純一郎元首相に続いて親子2代での総理大臣就任の瞬間に、さぞ期待を膨らませていることだろう──。そんな地元の熱狂ぶりを見に行こうと進次郎氏のお膝元へ向かったが、住民から聞かれた声は意外にも……。

■「進次郎の悪口さえもうかつに言えない」

 神奈川県南東部に位置し、東京湾と相模湾に挟まれている三浦半島。その先端部にある2市で構成されているのが、神奈川11区だ。東京駅から電車で1時間ほどの距離でアクセスもよく、海や山など豊かな自然に恵まれた地域だ。記者が現地を訪れたのは総裁選告示日の先月22日。残暑もやわらぎ、時折吹く海風が心地良い晴れた日だった。

 京急線横須賀中央駅に降り立つと、至る所に進次郎のポスターが張られていることに気付く。駅前にある老舗商店の男性店主は「この町では、進次郎の悪口さえもうかつに言えませんよ」と、こう続ける。

「この前、駅前の喫茶店で友人と『進次郎はバカだけど、親父のおかげで大目に見てもらえる』とか話していたんですよ。そしたら横のテーブルの客が進次郎後援会の人だったようで、いきなりテーブルを『バンッ!』と叩いてきて……。ちょっと言い合いになっちゃいました(笑)」

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