対策検討会 最後に異例の展開で結論持ち越し

公開日: 更新日:

 春の嵐が吹き荒れた。東京都の受動喫煙防止対策検討会である。3月30日、都内で5回目の会合が開かれた。本来なら、この日が最終回で、都への提言をまとめることになっていた。報道陣はいつもの2倍以上。関心の高さをうかがわせた。その舞台で、条例化=全面禁煙を求める強硬派が、座長案に異論を立て続けに表明し、結論は持ち越し。再度、検討会を開催するという波乱の展開になったのである。

 会は冒頭から異様な雰囲気だった。医療系の委員が「(検討会の)取りまとめは知事、事務局、議会がどのように取り扱うのか。結論の責任は知事にあるのか」と事務局に問いただす。嵐の前兆だった。その後、事務局がまとめた「議論のまとめ」の文面や座長案に、強硬派から異論が相次いだ。

「まとめ」は過去4回の意見を集約したもの。座長案は「国に規制を働きかけるとともに、現行のガイドラインに基づく対策を強化する。工程表を提示する」といった提言内容だ。前回、座長が取りまとめ案を説明し、提言については委員たちも大筋では了承。そのため「条例化先送り」といったムードになっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋篠宮ご夫妻は事態打開に動かず…眞子さまの実の母よりも小室ママにやさしい態度がネックに?

  2. 2

    草津町議だった新井祥子さん 性的被害告発でリコール失職、海外メディアも注目したその後は…

  3. 3

    組織委・武藤事務総長またトンデモ発言!五輪コロナ感染264人を「想定内」と豪語し大炎上

  4. 4

    【競泳】無冠の瀬戸大也が現役続行 今後は海外でコツコツと賞金稼ぎの旅

  5. 5

    「水泳ニッポン」自国開催で大惨敗…瀬戸不振、日本水連の甘さ、平井HCの処遇に影響も

  6. 6

    懸念が一転!眞栄田郷敦の高校生役がハマった痛快コミカル劇「プロミス・シンデレラ」

  7. 7

    【バド】桃田賢斗に「裸の王様」と指摘する声…予選敗退は“まさか”ではなく必然だったか

  8. 8

    韓国テレビ局MBCが東京五輪報道で“珍プレー”連発…「国の恥」と最も怒ったのは韓国人だった

  9. 9

    瀬戸大也と大坂なおみの敗退で生じた「アスリートに人間性は必要か?」という問い

  10. 10

    小金沢昇司の芸能プロが倒産!負債額6200万円、御大・北島三郎の苦言を聞いておけばよかった

もっと見る