10月に葛飾区が屋内喫煙所設置に500万円助成制度を導入

公開日: 更新日:

多様性に富んだまちづくり 東京23区の公衆喫煙所整備助成制度の現状(1)

 今年10月1日、葛飾区がホームページ上に「公衆喫煙所の整備費等を助成します」とのリリースを発表した。そこでは今回の制度導入についてこう触れている。

<望まない受動喫煙が生じない社会を実現することを目的として、一般利用できる屋内喫煙所の設置及び維持管理に係る費用を助成します>

 助成内容は、設置経費が上限500万円で、助成率は10分の10。維持管理経費は各年度120万円で5年間。1年に1回助成。助成率は10分の10となっている。葛飾区の担当者は「区役所内で助成制度導入の機運が高まり、補正予算を計上して導入に至りました」と説明する。補正予算額は設置経費が2件分で1000万円、維持管理経費は半年分で60万円×2で120万円。合わせて1120万円だ。

 葛飾区が公衆喫煙所整備助成制度を導入したことで、現在、東京23区のうち18区で同様の助成制度が実施されている。象徴的に紹介されるのが先進的な取り組みを行っている千代田区だ。同区の助成内容はこうなっている。

※設置経費助成 700万円。 助成率10分の10。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ