銀座の老舗「木挽町辨松」コロナで事業譲渡が頓挫し廃業

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銀座で愛され続けて152年、苦渋の選択の「木挽町辨松(きびきちょうべんまつ)」/(C)日刊ゲンダイ

「新型コロナウイルスを恨む」。銀座で愛され続けて152年。惜しまれながら幕を閉じる仕出し弁当屋の猪飼社長が最後にうめいた。

 銀座・歌舞伎座前の弁当屋として知られた「㈱木挽町辨松」(東京・中央区)が4月20日に廃業する。歌舞伎座向かいの弁当店で、卵焼きやタケノコ、サトイモの… 

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