聞こえない「がんばれニッポン」鳴りを潜めるスポンサー企業の胸の内

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「新型コロナに直面する今だからこそ、世界が団結し、人類の英知を結集して難局を乗り越える大会を世界に発信したい」

 菅義偉首相は、来日中のトーマス・バッハIOC会長との面会で変わらず同じ言葉を繰り返した。新型コロナウイルスによる感染の影響で延期となり、開催直前まで中止論や観客問題で揺れ続けた東京オリンピック。

 本来ならテレビ、新聞からスポンサー企業の“がんばれニッポン”のCMがうるさいほど聞こえ、目にするはずだった。ところがほとんど目にしていない。

 国内スポンサー71社のうち最上ランクのワールドワイドオリンピックパートナーの1社で、スポンサー料2000億円で契約しているともいわれるトヨタ自動車では、「競技観戦で無観客が決定したことで、得意先を招待するチケットが配れず数億円が紙くずになった。会場でのホスピタリティー・プログラムや、イベントもすべて中止しました。ただ、電気自動車の未来や自動運転車、燃料電池車など3700台をすでに組織委員会に提供していますので、せめて会場での宣伝に期待したい」(同社幹部社員)。

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