“呪いのクビ”は小山田圭吾で7人目 五輪をめぐる「辞任の連鎖」は招致決定直後から始まっていた

公開日: 更新日:

 23日に開幕する「東京五輪」開会式の音楽制作を担当していたミュージシャン、小山田圭吾(52)が19日、辞任。これを受け、海外メディアは「東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を女性蔑視発言で引責辞任した森喜朗元首相をはじめ、また主要な人間が辞めた」(AFP通信)などと呆れ気味に報じたが、「呪い」の連鎖は果たしてどこまで続くのか。

 振り返れば、東京五輪をめぐり、辞任・辞職に追い込まれた人物は枚挙にいとまがない。

 まずは何と言っても、東京五輪招致に成功した際の猪瀬直樹元都知事(74)だ。招致運動の際には「コンパクトな五輪を理解していただけた」などと胸を張っていたが、その後、医療法人徳洲会グループからの5000万円裏金疑惑が浮上。都議会では、自宅に現金を運ぶ際に使ったというかばんに、現金に見立てた白い箱を無理やりねじ込もうとする姿を披露。議員や傍聴者から失笑を買った揚げ句、“かばん芸人”と揶揄されて、東京五輪招致決定から3カ月後の2013年12月に辞職に追い込まれた。

 次は東京五輪のエンブレムに選定されたデザイナーの佐野研二郎氏(48)だ。2015年7月、華々しく大会エンブレムが発表された時には両手を大きく掲げながら、笑顔でおどける様子が注目を集めたが、その後、デザインの盗用疑惑が浮上。さらに別の作品に対しても、ネット上で盗用しているのではないか、などと「祭り状態」になり、同9月にエンブレムを白紙撤回され、あえなく五輪の現場から姿を消した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    バレーボール界は不祥事まみれ…日本代表・佐藤駿一郎の大麻所持容疑だけじゃないJVAの深刻病巣

  2. 2

    りくりゅう《現役復帰》にファンの後押し アイスショーに向け「滑り・演技・リフト」全てに磨きかかる

  3. 3

    アテネ五輪競泳代表・森隆弘さん 競泳指導しながら東銀座でエステサロン経営も

  4. 4

    りくりゅう婚約で“商品価値”爆騰「稼ぎ」どれだけ増える? 経済専門家が試算する新スポンサー効果

  5. 5

    男子バレー日本代表、ロス五輪出場“早期決定”の落とし穴…「史上最強」だったパリ8強で露呈した慢心のワナ

  1. 6

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  2. 7

    バレーボールとビーチバレーで五輪4度出場 高橋有紀子さんは横浜で寿司屋の女将になっていた

  3. 8

    りくりゅう“ジュニア”に早くも金メダル期待 一般家庭の子にはない「血」と「資金」の強み

  4. 9

    張本勲サンモニ降板で“普通のスポーツコーナー”に…「喝」なきTBSに打開策はあるか?

  5. 10

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  2. 2

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  3. 3

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  4. 4

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  5. 5

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  1. 6

    米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」

  2. 7

    巨人は逆転Vでも橋上監督代行の昇格「まずない」…阪神超え勝率でもこだわる“時代遅れの純血主義”

  3. 8

    『レボリューション』ではニッキー・ホプキンスのエレピソロに耳を澄ませてほしい

  4. 9

    阪神vs巨人《超低レベル》デッドヒートの行方と、虎V確率「80%」の根拠

  5. 10

    共産・田村智子氏の涙は「感情的」と批判続出、高市首相の涙演説はスルー…女性政治家の「涙」奇妙なダブスタ