ペヤングソースやきそば(まるか食品)これまで投入した味は600品以上 2020年発売「モノホントンコツMAX」の評判は…
50周年の節目といえば、夫婦なら「金婚式」。互いに健康で共白髪を誓った男女でも、およそ3割しか迎えることができない特別な記念日だ。50年も愛し愛されてきた企業やロングセラー商品も数あるが、そこに至るまでにはどんな苦労を重ねてきたのだろうか。
◇ ◇ ◇
カップ焼きそばは、東と西で好みが真っ二つといわれる。西は「日清焼そばU.F.O.」(日清食品)で、東は「ペヤングソースやきそば」(まるか食品)だ。
濃厚タイプの「U.F.O.」と、ウスターソースを使ってまろやか味に仕上げた「ペヤング」。発売年はちょっとだけ「ペヤング」が先輩で1975年。「U.F.O.」は翌76年に発売された。
今では当たり前になっている液体ソースを最初に採用したのは「ペヤング」だ。商品名は若いカップルに2人で1つのものを仲良く食べてほしいとの願いから「ぺア」と、「ヤング」からきている。
発売以来、実に約604品を投入してきた。なぜ、こんなに多い?


















