飲食チェーンでは続々と国産米“離れ”が…消費者は「購入時に重視」が83%占めるも大きく乖離

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 今や“高値”の花ゆえか、「国産米信仰」に拍車がかかっている。日本生活協同組合連合会(生協)が先月9~14日に実施した組合員アンケートでは、コメ購入時に「国産米である」を重視する人は83.4%。前回3月中旬の調査から、6ポイント近くも伸ばした。直近半年間に家庭で食べたコメも、今回は「国産」が94.6%を占めた。

 消費者の国産米への強い執着がうかがえる一方で、コメの民間輸入は大幅に増えている。財務省の統計によると、今年度上半期(4~9月)の輸入量は8万6523トンで、前年同期(415トン)比208倍となった。

 政府が無関税で輸入するミニマムアクセス(最低輸入量)枠以外で民間業者が輸入する場合は、1キロあたり341円の関税を支払う。それでも、米国産米カルローズの店頭価格は5キロ=3000円台中盤と、国産米よりも十分割安なのだ。

 飲食業界は輸入米の需要が高く、大手外食チェーンでも国産米一辺倒からの切り替えが相次ぐ。牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズホールディングス(HD)は、昨年5月から一部店舗で米国産と国産のブレンド米を使い始めた。外食大手コロワイドは2月から、運営する焼き肉の「牛角」と「しゃぶしゃぶ温野菜」の一部店舗で、米国産米を使用している。

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