背後に退役軍人か? 緊迫する中国に迫る習近平暗殺の“Xデー”

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 北京の天安門に車が突入、建国の父・毛沢東の肖像画の下で爆発炎上して40人余りが死傷したのに続き、6日は山西省の共産党委員会庁舎前で連続爆発事件が起き9人が死傷した。一党独裁体制が揺らぎ始めている中国。もはや非常事態だ。いよいよ緊迫してきた。

<周到な計画性、明確な殺意>

 共産党委員会を狙うとは尋常じゃない。中国当局が「ウイグル族のテロ」と断じた天安門の突入事件の直後から、北京を中心に武装警察部隊が厳戒態勢を敷いている。しかも、中国では今月9日から、向こう10年間の経済改革の青写真を打ち出す重要会議・党中央委員会第3回全体会議(三中全会)が開幕する。何者かが明確な意思を持って共産党を挑発したのは明らかだ。

 中国在住のジャーナリスト・李大音氏もこう推測する。

「三中全会を前に共産党幹部は北京に集結し、地方都市の警備は手薄になっていた。そこを狙い撃ちしたわけで、周到な計画性を感じます。犯人像は断定できないとして、このタイミングでこうしたテロが起こった背景は、今なら習近平体制をグラつかせることができるという判断があったのでしょう。実際、習体制は内部で権力闘争が激化しているだけでなく、頼みの経済も急失速し、北京の大気汚染も耐え難いレベルになっている。民衆の不満は頂点で、それを習主席はロシアのプーチン大統領や毛沢東国家主席にならって、力で封じ込めようとしている。こうした姿勢がますます、反感を買っているのです」

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