高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「島ぐるみ会議」発足で異次元に突入した沖縄政治

公開日:  更新日:

 本土の主要紙では毎日新聞がベタ記事で扱ったくらいで、ほとんど無視されているが、27日に宜野湾市民会館で2000人を集めて行われた「島ぐるみ会議」の結成大会は、沖縄の政治史に残る画期的な出来事だ。

 正式には「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」といって、昨年1月に沖縄県議会の自民党を含む全会派の代表、県下の全41市町村の市長・議会議長が署名した「オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖、辺野古移設断念」を求める安倍晋三首相宛ての建白書の方向を「オール沖縄」の力を結集して実現することを目的としている。

 大会には、県議会の野党4会派、那覇市議会の最大党派「自民党新風会」のほか、稲嶺進名護市長や、党派を超えた多数の市町村議員らも参加した。この4会派と自民党新風会は、翁長雄志那覇市長を11月の県知事選に担ぐことを決めており、翁長本人の姿こそ見えず、また発言者の誰もその名を口にしなかったものの、「辺野古NO!」の県民の総意を県知事選で示すための事実上の最初の決起集会となった。

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