世界も仰天 自民党がまとめた「慰安婦虐待」全否定決議

公開日: 更新日:

 いやはや、ぶったまげた。国民が知らない間に安倍自民党が歴史修正を推し進め、それを世界に発信しようとしている。

 国際社会は、その唐突さと非常識にビックリ仰天するのではないか。

 問題になっているのは先月19日、自民党の外交・経済連携本部国際情報検討委員会(原田義昭委員長)がまとめた「決議」だ。そこにはこうある。

<朝日新聞が慰安婦問題などにつき虚偽の報道であったことを認めた><いわゆる慰安婦の「強制連行」の事実は否定され、性的虐待も否定されたので、世界各地で建設が続く慰安婦像の根拠も全く失われた><かかる誤った国際認識には断固として正していかなければならない><国として、そのための積極的政策をしっかりと進めていかなければならない>

 そもそも、この委員会は「攻めの情報発信」「国際情報戦略」などを掲げて、「中間とりまとめ」(今年6月)では<NHKワールドなどの枠内では報道の自由などの基本的制約が多い><新型の国際放送の設立を検討する>などとうたっていた。報道の自由を「制約」とは恐れ入った感覚だが、「決議」の方はもっと驚く。朝日が認めたのは吉田証言の虚偽であって、それをもって、慰安婦の「強制性」や「性的虐待」までが否定されたわけではない。それなのに政権与党が慰安婦問題を全否定し、それを世界に積極広報し、「正していく」などと決議した。まさしく歴史修正主義ではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  3. 3

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  4. 4

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  5. 5

    大谷はFA権取得前に放出か トラウト472億円契約延長の波紋

  6. 6

    衆院2補選惨敗で自民真っ青…夏の“衆参W選”へ一気に現実味

  7. 7

    大船渡・佐々木に阪神熱視線で…“藤浪の二の舞”懸念する声

  8. 8

    あるのか阪神? 貧打と補強下手の“4度目赤っ恥”緊急補強

  9. 9

    木浪と近本は数試合で…矢野阪神「4番・大山」の賞味期限

  10. 10

    パ球団トレード打診も…阪神は藤浪を“飼い殺し”にするのか

もっと見る