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TPP聖域業界こぞって献金 西川農相“真っ黒”な資金報告書

 黒い献金が波紋を広げている。西川公也農相の政党支部が、砂糖メーカーの業界団体「精糖工業会」の運営するビル管理会社「精糖工業会館」から違法献金を受けていた問題。砂糖は、TPP交渉で関税撤廃の例外とする「聖域5品目」のひとつ。献金を受けた当時、対策本部長だった西川農相が蜜月なのは砂糖業界だけじゃない。

 西川農相の政党支部「自民党栃木県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書を見ると、思わず「アウト!」と叫びたくなる。砂糖業界を中心にコメ、牛・豚肉、乳製品と、「聖域」に指定された業界からの献金がワンサと出てくるからだ。西川農相は精糖工業会館を含め、11~13年の3年間に「聖域」関連9社から献金やパーティー券購入などで総額540万円を受け取っていた。

「ダイワ」は布団やコタツなど日用品の通信販売をメーンにし、コメ農家にとって必需品の玄米保冷庫の開発・販売を手掛けている。東証1部上場の「三井製糖」は国内最大手の砂糖メーカーで、14年3月期の純利益は約52億円。スプーンマークのパッケージの「上白糖」は、スーパーなどでもおなじみだろう。「牛・豚肉」「乳製品」関連の2つの政治団体は、言わずもがなだ。

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