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橋下市長の作戦に騙されるな 「大阪都構想」反対派論客が警鐘

■投票用紙の「文言」にも注意が必要

「ラストメッセージ」にも注目しています。

 今回の「都構想の住民投票」は法律的には「大阪市を廃止し、特別区を設置することについての賛否」を問うもの。ですから投票用紙には「大阪市を廃止し、特別区を設置すること」というメッセージを記載し、それについての賛否を問うのが、最低限、必要です。

 ところが、実際に使われている投票用紙には「大阪市に『おける』、特別区の設置について」と書かれているのです。つまり、今回の投票の肝である「大阪市を廃止して」という文章が記載されておらず、さながら「大阪市をそのまま置いといて特別区をつくる」かのようにも読める文言になっている。

 私はGW中に754人を対象とした心理実験を行ってみました。すると「大阪市を廃止して」という文言が入るか入らないかで、賛否の差は「5.2%」も変化することが分かりました。このラストメッセージ作戦が意図的なものかどうかはわかりませんが、もし「作戦」だとしたら、すさまじい威力です。大阪市民の皆さんには理性的な判断を下してほしいものです。

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