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「将来」あきらめる若者が急増…際限なきアベノミクスの弊害

「俺は給料でオヤジを抜けない」――。若い男性たちがこうした“諦めムード”にあることが分かった。

 リクルート「R25」編集部が20~35歳の男性会社員200人にアンケート調査を実施。「将来、父親の収入を超えられると思いますか?」と聞いたところ、62.5%が「いいえ」と回答したという。3人に2人が父親の収入を抜けないというのだ。

 なぜこうなるのか。立教大教授の郭洋春氏(経済学)に聞いた。

「1990年以降、日本人の平均年収は右肩下がりで、25年間で約100万円減りました。現在の平均は420万円程度。こうした時代を反映して若者は物欲をなくし、クルマなどを欲しがらなくなったのです。これに加えて安倍政権は成長戦略を実現できず、新しい産業が育っていない。そのため自動車メーカーやゼネコンなど一部の大企業しか賃上げしていないという現実がある。この2つの要素によって、若者が“給料が上がらなくても仕方ない”と諦観を強めたと考えられます」

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