イージス艦“領海”進入で一気 南シナ海「米中対峙」の緊迫度

公開日: 更新日:

 ついに米中の緊迫が新たな局面を迎えた。27日、米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が、中国が「領海」と主張する南シナ海南沙諸島の人工島12カイリ(約22キロ)の海域に進入した。中国は即座に「強烈な不満と断固たる反対」を表明し、外務省の陸慷報道局長は「あらゆる必要な措置を取る」と警告した。今後、中国は対抗措置を取ることを宣言したが、それも当然で、米軍の行動は「フリーダム・オブ・ナビゲーション(航行の自由)」という、哨戒活動を目的とした軍事作戦だからだ。

 いよいよ“サヤ当て”が始まったわけだが、南シナ海を舞台にした米中緊迫がすぐに沈静化するとは考えにくい。軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「米軍が12カイリ内の海域で航行することは既定路線でしたが、ギョッとしたのは、派遣したのが小型の水上戦闘艦ではなく、イージス機能を備えたアーレイ・バーク級のミサイル駆逐艦だったことです。ラッセンは巡航ミサイル・トマホーク、対艦ミサイル・ハープーンなどを搭載しています。米国の目的は単なる示威行動でなく、力ずくで人工島造成を阻止するつもりでしょう。一気に緊迫が高まりました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    綾瀬はるかと交際報道 韓国人俳優ノ・ミヌの気になる素性

  2. 2

    渡部建一家に海外逃亡計画 佐々木希が離婚を迷う2つの説

  3. 3

    手越祐也 人脈武器に快進撃…ジャニーズ事務所は戦々恐々

  4. 4

    実は交際4年?綾瀬はるか「私と結婚しなさい」発言の真意

  5. 5

    河井夫妻起訴の闇 特捜部1.5億円不問の裏切りで幕引きか

  6. 6

    西村大臣の露骨な“庶民イジメ” 罰則付きでも休業補償なし

  7. 7

    手越祐也“辞めジャニ”に成功者なれる?赤西仁は10年の時間

  8. 8

    コロナ3カ月で抗体減 集団免疫とワクチンは“風前の灯火”か

  9. 9

    木下優樹菜に第2、第3の男の影「急転引退」狙いと全舞台裏

  10. 10

    大野智だけが難色か…嵐「24時間テレビ」不参加の肩すかし

もっと見る