原子力空母R・レーガン横須賀配備で高まる米中“不測の事態”

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 1日、米海軍横須賀基地に配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」。原子炉2基を搭載し、首都圏全体に放射能被害を及ぼすおそれのある空母の入港に、地元住民が抗議活動を行ったが、ほかのリスクも指摘されている。米中関係の緊迫度が一気に高まるのではないかという懸念だ。軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「しばらくしたら、ロナルド・レーガンは、間違いなく南シナ海に向かいます。目的は中国を威圧して、南沙諸島で進む『人工島』の埋め立て工事を中止させること。米国は偵察衛星から、3000メートル級の滑走路や巨大ヘリポートの存在を確認しているといいます。中国が航空部隊を配備し、“不沈空母”が完成する前に、米国はあらゆる手を使って阻止しようとするはずです」

■両軍の威圧、挑発がエスカレートすれば…

 今年5月まで、米国は横須賀基地に原子力空母「ジョージ・ワシントン」を配備していた。大規模整備のため米本土に戻ると、中国は南沙諸島の工事のピッチを早め、2年ぶりに発表した国防白書で「海上での軍事衝突に備える」との方針を表明した。先月の米中首脳会談で、オバマ大統領と習主席がピリピリムードだったのは、サイバー攻撃の問題だけでなく、南シナ海で“不測の事態”がいつ起きても不思議ではないからだ。

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