刺し身のツマ買えず…豊洲新市場「青果棟」は“陸の孤島”

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 東京都知事選の重要な争点として浮上している「築地市場移転」問題。本紙はこれまで、移転先の豊洲新市場の問題点をたびたび報じてきた。今回新たに分かった“欠陥”は、野菜や果物を取り扱う「青果棟」が“陸の孤島”状態になっている問題だ。

 築地市場の約2倍の敷地面積がある豊洲新市場。北側に位置する「水産仲卸売場棟」(仲卸棟)の南側に「水産卸売場棟」(卸棟)が隣接。卸棟の東側には「青果棟」が立っている。それぞれの棟が立つ街区は南北に走る環状2号と、東西に延びる高架状の都道315号に仕切られている。いずれも5階建ての仲卸棟と卸棟は、4本の通路で結ばれている。問題は、青果棟と他2街区を結ぶ通路だ。

 東京都中央卸売市場・新市場整備部によると、青果棟から卸棟の南側外周に沿って仲卸棟に至る通路は、「アンダーパス」と呼ばれる。青果業者は、仲卸棟にいる買い付け人から注文を受けた場合、車両でアンダーパスを走り、品物を届けることになる。驚くのはその仕様だ。道幅は10メートル程度で、総距離が約1.6キロもあるのだ。

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