蓮舫・民進党代表代行 「衆院鞍替えは当然考えています」
批判より提案で国民の信頼を取り戻す
9月2日に告示(15日投開票)が迫る民進党代表選。岡田代表の不出馬を受け、早々に出馬表明した蓮舫氏(48)が現在、独走状態である。女性都知事が誕生する時代だ。野党第1党の党首も女性となるのか。新代表に選ばれれば、党の支持率拡大や再びの政権奪取など課せられる責任は大きい。その覚悟を聞いた。
――代表選への出馬表明は早かったですね。以前から出ようと思っていたのですか?
いえいえ。都知事選の投票日直前の金曜に岡田代表から直接「次は出ません」という電話をいただいて。本当に驚きました。1年半、代表代行としてそばにいさせていただいた。岡田代表は私にとって、政治家のモデルとして尊敬する人。その人が代表を「引く」と言われた時に、強い喪失感があった。じゃあ誰がこの党を、どういう方向に持って行くのか、と。そう考えていた時に、いろんな方からご期待を頂いた。それで、「そうか。自分なんだ」とストンと落ちたんです。