薄すぎる断熱材 豊洲新市場「空調費」はさらに跳ね上がる

公開日:  更新日:

 11月7日の開場延期が決まった豊洲新市場の「維持費」として、都は今年度予算に1日当たり約1700万円を計上していた。市場がフル稼働すると、室内を冷却するための「空調費」が、さらに上積みされる恐れがある。原因は“設計ミス”だ。

 豊洲は水産物の鮮度を保つため、市場全体が冷蔵庫の性能を有する「コールドチェーン」が前提になっている。仲卸売場棟は室温25度、卸売場棟は約10度に保つ。青果売場棟については、「室温を22度に保ちたい」(市場関係者)との声が上がる。しかし、外壁に敷設された「断熱材」が薄過ぎて、とても冷蔵機能を果たせない可能性があるという。

■巨大冷蔵庫に一戸建てと変わらぬ厚さ

「設計図を見たところ、仲卸売場棟の外壁に敷設された断熱材は50ミリしかありません。これは一般の一戸建て住宅と変わらないレベルで、外気温を10度程度、遮蔽する能力しか期待できません」(建築エコノミストの森山高至氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

  2. 2

    ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」

  3. 3

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  4. 4

    国家公務員ボーナス支給 実は日産ゴーン並みの“過少発表”

  5. 5

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  6. 6

    清原の二の舞か…“Vの使者”丸を待つ巨人移籍1年目の大重圧

  7. 7

    FA丸を筆頭に総額50億円大補強…巨人最大の問題はリリーフ

  8. 8

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  9. 9

    FA炭谷加入で…G小林“正捕手剥奪”で年俸6000万円飼い殺し

  10. 10

    魔性の女が復活…「あな渡」は“荻野目慶子劇場”と化した

もっと見る