上から目線で「トランプは政治の素人」という論評は的外れ

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 米共和党のドナルド・トランプ新大統領(70)が20日(日本時間21日未明)、ワシントンの連邦議会議事堂前で就任式に臨む。トランプは就任宣誓後、第45代大統領として初演説。約20分間にわたって通商や雇用創出、移民政策などの課題を挙げつつ、公約に掲げた「米国を再び偉大な国にする」と訴えるとみられる。出ハナをくじくのが、米ギャラップ社やワシントン・ポスト、CNNなどの世論調査で、就任前の支持率は軒並み4割台で歴代大統領の中で「史上最低」。それでも暴言大統領は〈イカサマ〉とツイートし、歯牙にもかけない。超大国の異端児の前代未聞の船出は、世界にとって吉と出るのか凶と出るのか――。

「選挙戦ではさまざまな議論が展開されるが(大統領の)椅子に座れば、その重みは伝わってくる」。昨年11月の参院TPP特別委で、安倍首相はこう言って、大統領就任後のトランプが「反TPP」の看板を取り下げることへの期待感をにじませた。日本の一部メディアからも、「トランプは政治の素人。いずれは『現実路線』へと舵を切らざるを得なくなる」との見方が出ているが、何を根拠にしているのか。トランプの生い立ちを知ればそんなことは絶対にあり得ない。

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