テロ支援国家再指定か 精神ひっ迫の金正恩は“暴発”秒読み

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 しかも、3月1日から昨年に匹敵する史上最大規模の米韓合同軍事演習も始まる。軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「米軍が原子力空母カールビンソンの演習参加を決めたことで、金正恩は相当プレッシャーを受けているはずです。平壌がいつ空爆されてもおかしくないからです。イージス艦や原子力潜水艦も参加するから、長距離巡航ミサイルに命を狙われる恐怖もあると思います」

 米国の経済制裁と外交圧力、軍事的圧迫という三重苦に直面している金正恩。現実的な選択肢はテロ実行犯をマレーシア警察に引き渡して捜査に全面協力するか、息を潜めて籠城するか。選択肢は限られているが、「暴発」の懸念も高まっている。

「米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定して、海上封鎖を含む全面制裁に踏み切れば、金正恩政権は持たない。恐怖に耐え切れなくなった金正恩が精神に異常を来し、再度の核実験や弾道ミサイル発射に踏み切る可能性があります。実際、数日前から、米軍の偵察衛星が北朝鮮の核施設の周辺で頻繁に車両が出入りする様子を捉えています。すでに暴発の兆候が出始めているといっていい」(前出の世良光弘氏)

 北朝鮮のミサイル発射に激怒しているトランプは、これまでのような瀬戸際外交の通用する相手ではない。米朝の軍事衝突が現実のものになろうとしている。

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