五輪に難題 東京ビッグサイト使用不能で1兆円損失の危機

公開日:

 2020年東京五輪が日本経済に甚大な打撃を与えかねない。大会期間中、「東京ビッグサイト」が使用不能になり、企業が商品を出展する「展示会」が最長20カ月も開けなくなる。この問題は想像以上に深刻なのだ。

 15年度の実績で、ビッグサイトは計302件の展示会やイベントなどを開催し、約1605万人が来場した。文具や精密機器、メガネにテーブルウエア関連と、あらゆる分野の商談展が連日開催され、年間約3兆円分の取引が成立しているという。

 ところが、五輪に向けメーンの展示場を「国際放送センター」や「プレスセンター」として使用するため、最長で19年4月から20年11月まで使用不能になってしまうのだ。

 東京都は、対策として仮設展示場を建設中だが、こちらは少なくとも20年6~9月は警備の都合上、展示会は開催できなくなる。代わりとなりそうな「さいたまスーパーアリーナ」や「幕張メッセ」も競技会場となっているため使用不可。日本展示会協会の試算によると、その経済的損失はナント、1兆円を超えるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ラグビーW杯決勝が22万円に! 横行するネットダフ屋の実態

  8. 8

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  9. 9

    「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ

  10. 10

    高校68本塁打 早実野村プロ入り決意の裏にソフトB王会長

もっと見る